歯ブラシって何を使ってますか。

歯ブラシで歯磨きだけするという方もいれば、歯間ブラシや舌ブラシなどを使っている人もいますよね。

一昔前は、歯ブラシだけという人が主流のような気がしていましたが、今は歯医者さんと一緒に予防歯科に取り組んでいる人も増えて、歯に関する多くのケア用品が販売されているように思います。
また、子どもについても小さいうちから歯磨きについて、市役所などから歯の教室の案内が届いて参加していたり、歯医者さんへ行き歯磨きについて指導を受けている人もいます。
その中で、歯ブラシだけではなく、磨きづらいところについてはフロスを使うように指導している歯科医師さんもいるようです。
このように、歯について関心のある人が増えるにつれて、販売されるケア用品も増えていっているのではないでしょうか。

そして最近では、スーパーやドラッグストアの歯ブラシコーナーに歯ブラシもたくさん並んでいますが、その他のケア用品もたくさん見られるようになりました。
歯のケア用品について、たくさん並んでいる中から選ぶ方法もありますが、歯医者さんならどんなものを選ぶでしょうか。

歯医者さんへ行くと、ずらっとケア用品が並んでいるところもありますね。

歯医者さんがおすすめする歯ブラシやその他のケア用品って一体何が違うんでしょうか。

どうしてもスーパーやドラッグストアへ行くと、値段を見てしまって、消耗品なので安い物を買いがちになってしまいます。しかも歯ブラシは家族が多ければ多いほど、お金がかかります。
知っているメーカーがあって値段が安かったら買ってしまったり、歯ブラシが1本100円以下となればついつい手が出てしまいますね。
しかしどうせ買うなら歯医者さんがおすすめする歯のケア用品を買ってみるのもいいかもしれません。

歯医者さんがおすすめしているものってどんなものでしょうか。

まずは歯ブラシについてですが、歯医者さんがおすすめする歯ブラシは、中々ドラッグストアなどでは見かけません。
実は歯医者さんで売っている歯ブラシというのは「歯科専売品」といって、歯医者さんでしか買えないからなんです。

一般的に販売されている歯ブラシは、毛の硬さは「かため」「普通」「やわらかめ」などを選べたり、デザインも選べます。しかしその他はあまり選択肢がないように思います。
それは、ドラッグストアなどで販売する歯ブラシには規格というものが存在して、ある程度決められた条件のもとで歯ブラシを作っているため、個々の悩みに対応できる歯ブラシというよりは、大多数の人が歯を磨いたときに汚れがとれるように設計された歯ブラシなんです。

これを知っていると、ドラッグストアなどで売られている歯ブラシと歯医者さんで見る歯ブラシの違いがよく分かりますよね。

歯医者さんが歯科医院で売っている歯ブラシは、歯の悩みに対して解決するために作られている歯ブラシなので、例えばホワイトニングの後におすすめの歯ブラシ、知覚過敏の人におすすめ、ドライマウス、歯肉炎など、様々なお悩みや状況にあった歯ブラシがあるのです。
また他にも子どもの成長に合わせて、1歳から5歳までの子ども用、5歳から10歳までの子ども用など、その年齢の子どもの歯をしっかり磨けるように考えられた歯ブラシが販売されています。

次に歯ブラシ以外のケア用品ですが、様々歯医者さんには売っています。

その中でも歯ブラシとセットで使うことの多い歯磨き粉。これも歯ブラシ同様、安い値段や知っているメーカーのものを買いがちですよね。
しかし歯医者さんによると、市販の歯磨き粉は使うと口の中が泡だらけになってしまい、長時間磨けないために注意が必要なんです。
そもそも泡だらけになる理由は、発泡剤や研磨剤がたくさん使われていることのようです。
研磨剤をたくさん使うと歯を傷つけてしますので、なるべく少ないものを選ぶとよく、またフッ素が高濃度のものがいいそうです。