子どもがいる人やこれから生まれる人は、気になる歯医者デビュー。

まちを歩いていると、歯医者に子どもが入っていく様子をよく見かけますし、外から歯医者を見ていると、
子どもが遊んでいたり、可愛いキャラクターのぬいぐるみがたくさん置いてあってにぎやかな歯医者さんもあります。
歯医者が嫌なイメージではなく、楽しくなる工夫がたくさんされています。

では歯医者さんへ行くのはいったい何歳からでしょうか。決まりや良いタイミングがあるのかみていきます。

まず生まれたばかりの赤ちゃんは歯が生えていませんので、歯が生え始めたころのデビューを歯医者さんはおすすめしています。
赤ちゃんの歯が生え始めるのは、個人差はありますが生後半年~9か月ころです。
かなり早いイメージではないでしょうか。
まだ1本しか歯が生えていなくて、特に虫歯でもないのに歯医者へ行くの?という疑問を持つお母さんも多いです。

なぜそんなに早く歯医者さんへ行くのかというと、これから離乳食が本格的に始まったり、歯磨きの習慣をスタートする赤ちゃんやお母さんに、
事前にお口のケアや子どもの虫歯、仕上げ磨きの方法について、色々教えてくれるからなのです。
必ずしも虫歯の治療で歯医者へ行っているというわけではなかったんですね。

特に初めてのお子さんの場合には、歯に限ったことではありませんが、わからないことがたくさんあります。
早めに歯医者さんへ行ってアドバイスをもらえば、少しは気楽に子育てできるヒントがあるかもしれません。

そして子どもの歯医者さん選びも重要です。
子どもを育てているお母さんやお父さんのかかりつけの歯医者さんはありますか。
もしかかりつけの歯医者さんがいれば、そこの歯医者さんが小児歯科をしていたり、子どもが通ってもいいのか聞いてみてもいいですね。
通いやすかったり、先生が子どもに慣れている歯医者さんが理想的です。

歯医者さんの中には子どもを専門で診ていたり、もしくはあまり子どもが通っていないところもあります。
子どもがよく行く歯医者さんには、子どもに対応できるスタッフや、キッズスペースが準備されていたり、おむつ交換できる場所など、安心して通えるような工夫があります。
そういった歯医者さんを選ぶと、子どももあまり嫌がらずに歯医者さんへ行ってくれます。

また、歯医者さんの中には、小さいお子さんと参加できる歯磨き教室を開催しているところもあります。

初めて行く歯医者さんで不安なお母さんは、そういった教室に一度参加して歯医者さんの雰囲気をみてみるのも一つの手です。

歯磨き教室では、毎週行っていたり、決められた日程で開催されていたり、スケジュールは様々ですので、お子さんとお母さんの体調を見て参加を考えるのがいいですね。

子どもの歯医者さんのかかりつけ医は、赤ちゃんの歯が生え始めたときに行った歯医者ではなくても大丈夫です。
かかりつけ医は、1歳半ころには決めておいたほうがいいと言われています。
一歳半とは、子どもが離乳食の終わりころであったり、お菓子を食べ始めていたりと、虫歯のリスクが高くなる時期です。
また一歳半検診で、歯の検診があって少しでも虫歯のリスクがあれば、かかりつけの歯医者さんがいればすぐに行くことができますね。
子どもを連れて歯医者さんへ行くので、歯医者さんを選ぶときには、移動時間や駐車場などの情報も調べておくと便利です。

歯医者さんは、虫歯になってから行くのではなく、その前に行くと虫歯にならないための生活や、歯磨き習慣、おうちの方の仕上げ磨きのコツなど、丁寧に教えてくれます。
子どもが虫歯になる前に、できることはやっておきたいですね。

まずは歯が生え始めてから一度歯医者さんへ行って、歯についての知識を増やして日々役立てていきましょう。