歯医者へ行く理由は、虫歯が出来たからだけとは限りません。

歯並びが気になったので歯医者へ行った、という人もたくさんいるでしょう。

歯並びっていつごろから気になり始めるでしょうか。
小さい子どもについては、歯は生え変わるので、まだ気にしなくてもいいということで、歯が生え変わって生え揃ってきてから、その並びが気になるのでしょうか。
大抵、気になるのは子どもではなく大人だったりします。

また子どもは学校で歯科検診があります。そこで、歯並びのチェックをしてもらってその結果を見て歯並びが気になりだしたという方もいるでしょう。

歯が生え変わって次の新しい歯が生えてくるときに、斜めに生えてきた、なかなか生えてこない、生えてくる場所がちょっと違う・・・などの悩みもありますね。

歯並びが気になったら、まずどうしたらいいか考えていきましょう。

まずは歯医者さんに診てもらって、すぐに治療するのか、様子見なのかの判断をしてもらいたいので、歯医者さんの予約をするのがいいでしょう。

どんな歯医者さんがいいのかについては、歯科医院のホームページを見たり、学校へ通っているのであれば地域の方やお友だちのお母さんなどに聞いて評判を確かめてみるのもいい方法です。
歯並びのことについて、詳しく説明している歯医者さんのホームページもあります。
また虫歯などの歯のトラブルで歯のかかりつけ医がいる場合には、その歯医者さんにまずは歯並びのことを相談してみて、治療をスタートするのかを決めてもいいですね。

もし歯並びが気になって歯医者さんへ行き、矯正治療をするとなると、長く歯医者さんへ通うことになるので、その歯科医院の雰囲気や交通の便などもチェックしておきましょう。

では歯並びが気になって矯正するとなると、スタートするのは早いほうがいいでしょうか。

歯並びを矯正することは、悪い並びをきれいにするということだけではなく、きれいにするとによって体も健康になると言われています。歯は健康面にも関わってくるものということです。

歯の並びが悪いと、歯磨きの際に磨き残しが増えて、虫歯になる可能性が高くなります。他にも、歯周病にもなりやすくなります。
そうならないためにも、早めの治療がいいようです。早くスタートすることで、それ以上の進行をストップできるということです。

また矯正治療を始めるタイミングとしては、2パターンあるようです。

1つは子どもの歯が残っている状態で歯の矯正をするパターンと、もう1つは全部の歯が大人の歯に生え変わってからする矯正です。

1つ目のパターンは、子どもの歯が生えた状態で治療するので、タイミングがとても重要です。
そのタイミングを逃さないように、歯医者さんに相談するということがとても大事なようです。
ということは、よく子どもの歯を観察していることはもちろんのこと、かかりつけの歯医者さんを早めに見つけるということも大事です。
慌てて歯医者に行ったものの、自分と合う歯医者さんではなかった場合にも、子どもの歯の成長は進んでいるからです。

最後に、歯並びが悪くならないために日頃から気を付けることもできます。

まずはお子さんの呼吸が口呼吸になっていないかチェックすることです。口呼吸については、歯だけの影響ではなく体全体に関わると言われています。
そして指しゃぶりや爪噛みをしていたらやめさせることです。これは、一部の歯が一方的に前に出てしまうからです。
また虫歯になると、歯並びを乱してしまうこともあるので、できるだけ虫歯にならないように、歯磨きをすることは大事です。

歯並びは遺伝的なこともありますが、日頃から注意することでその原因と取り払うことも可能な場合があります。ぜひチェックしていきたいです。

自宅で子どもの様子をチェックして気を付けることもできますが、もしすでに歯並びが気になっているのであれば、一度歯医者へ相談して、治療するかどうかのアドバイスをもらうと安心できるかもしれません。