もし今歯医者さんに通っていて、今後も通い続けたい歯医者さんがあるなら、突然その歯医者さんが閉院してしまったら困りますよね。
歯医者さんが閉院するときって、どんな理由からでしょうか。

場所を変えて、また開業するときには一旦閉院するということはあるでしょう。
そういう場合には、歯科医院のホームページなので事前にお知らせしてくれている場合が多いです。

他には、歯科を取り巻く環境が変化したという理由もあります。

歯医者さんって本当にたくさんありますよね。コンビニの数よりも多いと言われています。
近くに歯医者さんがいくつもある、という方もかなりの数いると思います。
そんな状況で、長く歯科医院を続けていくのが難しくなった場合に閉院することがあるのでしょう。

また、長年に渡って歯科医院を続けてきたものの、歯科医師さんが高齢になったために閉院という理由もあるようです。
この場合は、通い続けていた患者さんは困るかもしれませんが、例えば歯科医師の息子さんが後を継いでいたり、別で開業していて紹介してくれるケースもあるようです。

様々な理由で閉院することがある歯医者さん。

歯医者を開業した歯科医師さんなら誰でも、何十年も長く続けたいと願っている人が多いと思います。
今度は、続けていくために歯医者さんがしていけることを考えたいと思います。

まずは、来てくれる患者さんとの関係性を大事にすることです。
どんな理由で歯医者を選んだのか、はぜひ聞いておきたいです。深い理由なく、家から一番近い歯医者にきたという人もいるかもしれません。
でも、それもとても重要な理由です。それはその歯医者の立地がよかったからということなのです。

近所の人が来てくれる歯医者を目指すのもいいかもしれません。近所のほとんどの人がその歯医者に来てくれれば、かなりたくさんの人が通ってくれます。

そして、来てくれた患者さんに治療をしたり、様々な説明や提案をすると思いますが、そのときに信頼関係を築けたら今後も長いお付き合いができそうです。
歯医者さんはたくさんの診療科目がありますので、様々な理由で訪れる方がいます。
ゆっくりと丁寧に説明してほしい人もいれば、時間がないけど治療はしてほしいので簡潔に済ませてほしいという方もいるかもしれません。
色々な人の要望に対応できる歯医者さんであれば好んで患者さんが足を運んでくれそうです。

気を付けたいのは、歯科医師さんだけが患者さんと信頼関係を築けたとしても、その他の歯科衛生士さんや受付スタッフの人がとても愛想悪ければ残念です。
スタッフさんの対応というのは、歯医者さんの雰囲気を作っています。みんなが統一して、患者さんのことを思いやる気持ちがあるといいですね。

また、一度治療で来てくれて、治療が終了した患者さんにまた来てもらうためには、しっかりとフォローしていくことも大事です。
よく歯医者さんに行った後に、定期検診や治療の様子を伺うハガキが届くことがありませんか。
歯医者さんで虫歯などを治療してそれが終わると、もう歯のことはすっかり忘れていることが多いものです。それをそのハガキが届くことで思い出させてくれるのです。

そうやって歯医者さんに呼び込むことも重要ではないでしょうか。
自分の歯のことを気遣って、定期検診の提案をしてくれたり、治療後の様子を伺ってくれるのはとても嬉しいことです。

定期検診に来てくれる人が増えれば、虫歯や歯に何かあったときだけの歯医者さんから、常に人がきてくれる歯医者さんになっていけますよね。
そこで予防歯科などをとても重要視している歯医者さんが多いわけです。

新しくきてくれた患者さんも、定期的に通ってくれる方も、どちらも大事にしてこそ長く続く歯医者さんですね。